カーポート選びから設置工事まで
カーポートは土地の形状はもちろん、車種や台数によって必要な間口も高さもが変わります。
今回は一番問い合わせが多い、標準的な「2台用」のカーポートの選び方についてご案内させて頂きます。
「2台用」とあっても、メーカーや強度によってサイズは異なるので、ご参考にして頂ければ幸いです。
カーポートの強度について
カーポートは雨や風、雪や雹などから車両を保護する役割があります。
その中でも特に積雪の影響は、冬場長時間影響を受ける可能性が高いです。
その為、積雪地域に住んでいる方は積雪に対応しているカーポートを選ぶ必要があります。
一般型カーポート(積雪20㎝)
関東から東海、西日本にかけてはこちらのタイプがよく選ばれています。積雪20cmまで耐性がありますが、急な積雪などが予測される場合は規定積雪に達する前に雪下ろしが必要になります。
折板カーポートだと「900タイプ」となり30㎝対応となります。
積雪地型カーポート(積雪~50㎝)
積雪対応のカーポートは、一般型カーポートに比べて積雪に耐えるよう柱や梁の太さが太くなっていたり本数が増えていたりと、荷重がかかっても大切な車を守れるよう強固な作りになっています。ポリカーボネート材で対応できる商品もあり、夏場などもカースペースが明るく保てるのも特徴です。
カタログでは「50」や「1500タイプ」と記載されています。
積雪地型カーポート(積雪100㎝~)
豪雪地帯でも対応できるように、柱本数がさらに多くなったタイプが存在します。家屋の屋根高さ以上に積もる豪雪地域でもしっかりと車を守るカーポートもあります。
カタログでは「100」「150」や「3000タイプ」「4500タイプ」「6000タイプ」と記載されています。
カーポートが欲しい!!!・・・でもどれがいいのかわからない
このカーポートが欲しい!・・・でもサイズはこれでいいのかな?
そんな時はまず自分の欲しいカーポートサイズを確認してみよう!
カーポートの選び方まとめ
- 車のサイズを確認する
- 設置場所を考える
- 間口から考える
- 奥行を確認する
- 高さを考える
- 積雪や風の強さを考える
- 屋根のデザインを選ぶ
- 屋根の材質を選ぶ
- 買い替えの可能性なども考えて、将来を見据えて検討しましょう
- 設置スペースを考える
- 間口は乗り降りする時のドアの開閉や人の通路を考慮
- 奥行はボンネットを開けての点検や後部トランクの開閉・積み下ろしを考慮
- 高さは天井への積荷やトランクを開けたときに当たらないかなどを考慮
- 設置地域に合った強度のカーポートを選ぶ
- カーポートはフラットデザインのF型とアーチになあR型がある
- カーポートの屋根は主にポリカーボネート屋根、ガルバニウム鋼板屋根、FDR屋根の3種類